2024年度グッドデザイン賞 受賞祝賀会および大賞選出会 レポート
ADDIXにて、クリエイティブ開発・制作を担当した、知的障害特別支援学校高等部生徒向けに刊行された教科用図書『「くらしに役立つ」シリーズ』（発行：株式会社東洋館出版社）が「グッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)」を受賞、およびグッドデザイン大賞にノミネートされました。
11月5日（火）に東京ガーデンシアターにて「グッドデザイン賞受賞祝賀会および大賞選出会」が執り行われ、今回プロジェクトを担当したメンバー6名が参加いたしました。
2024年度は審査対象数（応募数）5,773件に対し1,579件がグッドデザイン賞を受賞しております。受賞式では、受賞対象全件の紹介や、審査員紹介、ファイナリスト20件によるプレゼンテーション・参加者による投票が行われました。様々な分野やアイデアの作品があり、アイデア発見の場にもなりました。
担当した6名からのコメントを掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
ADDIXでは、今後もコンテンツクリエイティブ力を高め、賞への挑戦もチャレンジしていきます。
受賞メンバー(左から)：菊間・森迫・麻生・池辺・大野・井出
▼受賞メンバーコメント
＜池辺隆之：クリエイションUnit /執行役員＞
今回ご一緒させていただいた東洋館出版社のみなさん、いつも一緒に仕事をしているみんなに感謝しています。人に優しいデザインが増えていくことを願っています。自分たちもそんな仕事を続けていこうと思います。光栄な評価を頂き、とても嬉しいです。ありがとうございました。
＜麻生愛：＞
出版元の東洋館出版社さまをはじめこの教科書に関わった大勢のみなさん、また金賞受賞までサポートしてくれた社内のみなさん、全員の代表として参加してきました。この素晴らしい教科書の取り組みに関わることができたことを誇りに思います。審査委員の方にもお会いし、直接お褒めの言葉をいただけたこともとてもうれしかったです。本当にありがとうございました。
＜森迫華子：＞
手に取る人に、使いやすいものをと作った教科書がこのような素晴らしい評価を受け、そのことによって沢山の人の目に触れ知っていただけた事が本当に嬉しいです。ミッドタウンでの展示会にも沢山の方が来ていて、実際に教科書を真剣に見ていただいてるのを目の当たりにし、みなさまのデザインへの関心の高さに驚きました。このような機会を与えていただきありがとうございました。
＜菊間美帆：＞
長い制作期間を経て教科書が完成したときは感慨もひとしおでしたが、このような素晴らしい賞までいただけて嬉しい限りです。東洋館出版社さまをはじめ、ADDIXメンバー、改正前の立ち上げから関わってこられたみなさまとも喜びを分かち合うことができて良かったです。育休復帰後初めてのお仕事でしたが、とても思い入れのあるお仕事になりました。このような機会を与えて頂き、本当にありがとうございました。
＜大野如子：＞
このような大きな賞のBEST20に選ばれることによって、多くの人の目に触れることができ、実際に活用される機会が増え、この教科書がリアルに「くらしに役立つ」ことを想像するととてもうれしく思います。関わることができ、授賞式にも参加させていただいて、デザインの力を実感できました！ありがとうございました。
＜井＞
今回のグッドデザイン賞において金賞に選ばれ、とてもうれしいです。制作している期間はとても長く、何度も何度も作業して、ていねいに作り上げたものです。使っていただく生徒さんはもちろん、多くの方々にもあらためて手にとってもらえる教科書となって、人に価値のあるものを届けられるのではないかと思います。
【グッドデザイン賞とは？】
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。 受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
【関連ページ】
・東洋館出版社 教科用図書「くらしに役立つ」シリーズ
・ADDIXコーポレートサイト実績事例ページ
・GOOD DESIGN AWARD2024 受賞ギャラリーページ
