南相馬市内の北泉海岸は、平成18年から同22年まで、5年連続でサーフィンの世界大会が開かれるなど、全国屈指の波質(サーフィンに必要な高さや立ち方、崩れ方)と発生頻度を誇りながらも、東日本大震災及び東京電力福島第一原発事故によって、海岸に隣接する海浜総合公園や砂浜が流出するなどし、サーフィンを軸にしたまちおこしの後退が余儀なくされました。
しかし、地道な復旧・復興活動により、震災から10年で再びサーフィン大会ができる環境が整ったことから、2022年より市外に向けたプロモーション活動をADDIXと共に再開。
ADDIXの支援がスタートして3期目は、 サーフィンをする人にも、しない人にもやさしいビーチを目指して北泉海岸のビジョン「フレンドリービーチ」を策定し、クライアントとプロジェクトのゴールイメージを共有をするためのロードマップも作成しました。
サーファーだけではないユーザーへ発信の幅を広げるため、SNSアカウントの開設、海開き期間を盛り上げるイベント、現地でのフォトスポット造成などを実施。
北泉海岸を訪れるきっかけとなる施策を数多く実施したことで、メディア露出の増加や、県内外から注目を集めることができました。
サーフタウンPR事業業務委託
福島県南相馬市・北泉海岸のサーフポイントとしての魅力発信、サーフィン体験会の実施、キャラクターの開発など北泉海岸に足を運びたくなるような施策を、『FUNQ NALU』や『Surftrip JOURNAL』などサーフ関連IPを保有するADDIXが支援・実行している。
クライアント課題
原発事故に伴う風評被害の払拭と、令和5年度に予定されているALPS処理水の海洋放出による風評被害への対策を目的に、3期目はユーザーをいかに現地への来訪させられるかを課題とした。
そのため、“サーフィンの聖地”という枠に留まらず、ビーチを訪れるすべての人にやさしい北泉海岸を目指して、「フレンドリービーチ」を北泉海岸のビジョンに設定。地域の住⺠の⽅との連携をより⼀層強め、幅広いユーザーに向けたコミュニケーション設計が必要となった。
ADDIXご支援内容






・公式Instagram「えぶなみ北泉」
-企画
-アカウント開設
-デザイン
-運用
・ショートアニメ「えぶな民のエブリデイ動画」
-企画
-演出
-編集
-デザイン
・フォトスポット「サタジャの背中」
-企画
-ディレクション
・海開きイベント「KITAIZUMI海開き」
-企画
-運営
・サーフィン体験会「はじめてのサーフィン in北泉」
-企画
-運営
-プロモーション
・キッチンカー&イートインスペース
-企画
-キッチンカー誘致
-運営
・イベント 「Surf&Camp Fes」、「Surf&Camp Night」
-プロモーション動画(企画、演出、編集)
-企画
-運営
-キャスティング
-プロモーション
・サーフ情報サイト「えぶなみ北泉」リニューアル
-ディレクション
-デザイン
-コーディング
成果
・Instagramキャンペーンを実施。期間中、1,657名の新規フォロワーを獲得。
・リール動画の総リーチ数は35,000以上。
・メディア掲載数は50件以上。
・北泉海岸サーフ情報サイト「えぶなみ北泉」は8ヶ月間で32,000PV以上。
・全国的に夏季の気温上昇などで“海離れ”が進む中、北泉海岸は23度とほぼ同数の2万2000人ほどが訪れた。
関連リンク
Instagram「えぶなみ北泉」@evnami_kitaizumi
