2021年10月号

BiCYCLE CLUB 2021年10月号 No.438

・自転車×車中泊
1,300円
ISBN:4910074191015
2021年8月19日発売

●NEWモデルEXPRESS
トラックバイクの遺伝子を受け継ぐ
真のオールラウンダー
アンカー・RP9
アンカーの新たなフラッグシップレーシングモデルRP9。本誌ではついにRP9を試乗、そのインプレッションをお届けする。RP9の開発のバックグラウンドとなったのが、東京オリンピック銀メダリストの梶原悠未や橋本英也も乗っていたトラックバイク中長距離向けのPRP、そして脇本雄太や新田祐大が乗っていた短距離向けのPRZだ。こうしたオリンピックに向けて開発された技術がRP9には惜しげもなく生かされている。まさに注目の一台だ。

●第1特集
クルマに泊まって楽しむ!
自転車×車中泊 
役立ちノウハウ大公開
最近注目を集めている車中泊。ここに自転車を組み合わせて、クルマを拠点にサイクリングを楽しもうという提案だ。ユーチューバーけんたさんのルーフトップを使ったスタイルから、ワンボックスを使ったレース応援スタイルなど、具体的な車中泊の例を紹介する。

●第2特集
どれがいちばん安全なのか!?
後方からの被視認性を大検証!
秋の夜長になるとナイトライドをする機会も多くなる。そこで気になるのが被視認性だ。ここではテールライトとハイビズウエアを工夫することで、その被視認性がどれだけ変わるかを検証してみた。どうすればより目立って安全か? 実際に役立つノウハウをお届けする

●第3特集
オリンピック選手も実践している!
最新・高地トレーニング
オリンピックに参加した多くの選手が取り組んでいた高地トレーニング。それだけ聞くと低酸素の高地で激しいトレーニングをするイメージだが、実際には高地に滞在するだけでその効果はあるという。ここでは実際にどうやってコーチトレーニングをすればいいのかを、ピークスコーチンググループの中田尚志コーチが解説する。

●第4特集
ツール・ド・フランス連覇した
21歳の絶対的王者 タデイ・ポガチャル
ツール・ド・フランスでは2020年、2021年と連覇、そして東京オリンピックロードレースでも銅メダルを獲得するなど、21歳にしてオールラウンドに活躍するタデイ・ポガチャル。じつはジャパンカップを走ったこともあり、オリンピック以前に来日したこともある選手だ。ここではそのポガチャルのこれまでの足跡を紹介する。

●注目特集
バイク素材としても注目!
「ダイニーマ×カーボン」ロードバイク
ウエアやシューズなどの素材で聞かれることが多くなった「ダイニーマ」。じつはダイニーマとは、ツール・ド・フランスなどで活躍するワールドチーム「チームDSM」のメインスポンサーでもあるオランダのDSM社が扱う高分子ポリマー素材のこと。最近ではその軽くて丈夫な特性を生かし、フレームやスポークへの応用が始まっている。ここではそのダイニーマを素材として使ったロードバイクフレーム、さらにスポークをテストしてみた。

●注目特集
1000㎞を走るウルトラサイクリング
「バイキングマン・フランス」を走り切った
藪良江の挑戦
2017年にペルーのインカ・ディバイドという3500kmのイベントを完走したアメリカ在住の藪良江さんが、今回同じ主催者によるフランスのウルトラサイクリング「バイキングマン・フランス」にチャレンジした。100%舗装路とはいえ、1000km走って2万m上るというハードなイベント。そのチャレンジの模様をお届けする。

●連載
自転車あるあるマンガ
夏福の「自転車どうでしょう!?」
単行本「自転車ごはん」を上梓し、いま大注目の夏福が、ロードバイク初心者の目線でつづる超人気連載マンガ。第17回めは、ドラゴンボールを集める旅に!

●連載
日向涼子の
やっぱり坂が好き
ママでも坂! ヒルクライム界のマドンナ、美しすぎるヒルクライマー日向涼子さんが今月も峠に挑戦しまくる! 今回の坂は北海道「ニセコ・パノラマライン」

●注目連載!                         
道端カレンの「自転車カレンダー」●有薗啓剛さんに習うMTB
団長安田の「自転車大サーカス」●コロナ経験談 具合が悪いときは乗ったらダメ!
ハシケンの「ロードバイクエクスプローラー」●ピナレロ・ドグマF
エル・プロタゴニスタ●キナンサイクリングチーム・山本元喜
ふじいのりあきの「ロードバイク研究所」●命を守るための「落車の科学」

20日発売(毎月)
1985年創刊
雑誌コード:07419