福島県南相馬市内の北泉海岸は、東日本大震災の前年まで5年連続でサーフィンの国際大会が開かれるなど、国内トップレベルの波質と発生頻度、場所の広さを誇るサーフポイントとして国内外から多くのサーファーが訪れていました。
しかし、東日本大震災の津波による砂浜の流出や、東京電力福島第一原子力発電所事故に起因する同市の海に対する風評などから、サーフィンの大会開催数が大幅に減少。
2022年度より国内屈指のサーフポイントを蘇らせるため、日本で最も歴史と権威のあるサーフィン専門誌のひとつ『FUNQ NALU』を発行するADDIXならではの“ユーザー起点の地域資源ブランディング”の設計と実行支援を行っています。
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2022 |
サーフィンを“個人の趣味”から“家族の趣味”へ。ターゲットの裾のを拡げるPR動画とサーフィンメディアIPを活用した調査
1期目：「ビギナーから上級者まで満足できるサーフポイント」という北泉海岸の特徴を効果的に伝え、サーファー自身の課題を解決するという出発点から、“サーファーを含む家族”までターゲットをひろげたPR動画「はじめてのサーフィン」を企画・制作すると同時に、サーフィン専門メディアを所有する強みを活かしたサーファーのトレンド・ニーズやサーフスポットとしての北泉海岸特性調査を実施し提言をまとめた。 |
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2023 |
前年度の調査結果をもとに北泉海岸のコンセプトを策定。サーファーをターゲットにした施策を多角的に展開
2期目：北泉海岸のコンセプト「波がある確率365/365日のサーフポイント」をもとに公式キャラクター「えぶな民」を開発し、それらをデザインに取り入れた情報発信サイト「えぶなみ北泉」をオープン。ローカルサーファーがコーチとなり子供たちにサーフィンを教える体験会も実施。一方で、サーファー向けの発信も強化。プロサーファーなどを有識者をメディアツアーとして現地へ誘致。多数のサーフィンメディアから注目を集めた。 |
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2024 |
サーフポイントとしての魅力にとどまらず、北泉海岸の多様な価値を発信し、ユーザーとの“つながり”を創出
3期目：一年の中で最も北泉海岸が盛り上がる海開き期間を中心に、ユーザーとのタッチポイントを設計。 昨年から好評のサーフィン体験会やキッチンカーなど現地でのイベントは継続しながら、ビーチを訪れた人が楽しめるフォトスポットを設置。また、公式Instagramアカウントを開設し、海開き中の約1ヶ月間は毎日ショートアニメを配信するなど、ユーザーとの密なコミュニケーションを図った。 |
サーフィンを“個人の趣味”から“家族の趣味”へ。ターゲットの裾のを拡げるPR動画とサーフィンメディアIPを活用した調査
サーフィンに初挑戦する親子を主人公にしたPR動画「はじめてのサーフィン」を企画・制作。 同時に、サーフポイントとしての北泉海岸特性のポテンシャルを可視化する調査を実施。
前年度の調査結果をもとに北泉海岸のコンセプトを策定。サーファーをターゲットにした施策を多角的に展開
北泉海岸のコンセプトをもとに、公式キャラクターの開発や情報発信サイトを開設。さらに、子供向けのサーフィン体験会や、プロサーファーを招いたメディアツアーを実施するなど、多角的なPR活動を実施。
サーフポイントとしての魅力にとどまらず、北泉海岸の多様な価値を発信し、ユーザーとの“つながり”を創出
サーフィン体験会やキッチンカー、フォトスポット設置などの現地イベントに加え、SNSでのショートアニメ配信など、オンライン・オフライン両方でユーザーとのタッチポイントを創出し、関係性を深めた。
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